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本格焼酎との出会い
 私が焼酎を飲み始めたのは、およそ7年前(2005年12月現在)です。理由は家計の事情からです…^^; 当時、晩酌はビールから発泡酒へと安いお酒に切り替えていましたが、それでもなお苦しい生活でした。 本当はお酒自体を止めれば良かったのですが、それではやはりサビシイ。。。 アルコールに依存しているわけではありませんが、食事中にお酒がないと気分も暗くなりますし、 苦しいけど「明日もガンバローっ!」っていうこともないですからね。 それで、発泡酒より単価が低い、大きなペットボトル入りの焼酎を飲み始めることにしました。

 最初は、お湯割りに梅やレモン。夏はロックやグレープフルーツジュースを加えたりして飲んでいました。 それはそれで美味しく飲んでいましたから、「焼酎は美味いっ!」ということは実感していました。 特に、”ゆず”や”グレープフルーツ”の絞り汁とは最高のマッチングです。

 そして、2001年の暮れに祖母が亡くなり、翌年の春、納骨のために祖母の生まれ故郷、宮崎県日向市に行くことになりました。 ここで、運命の出会いが待っていたのです(笑。到着した日の晩酌はもちろん焼酎、銘柄は黒霧島でした。伯父、父、私の三人で二升以上は飲んだと思います。 途中で記憶がなくなったので確かではありませんが…。 翌日の法事は当然、二日酔い^^;「『焼酎は二日酔いしない』なんて、ウソだな…」と確信しました(笑。

 納骨を無事に済ませ、母親たちはお土産を買うために近所の商店街へ。私も「荷物持ち」として付き合わされ、ふと入った地元の酒屋さんで”アイツ”を見つけたのです。 櫻の郷醸造の『無月』です。コイツ(あえてこう呼びます)は、店の奥の目立たないところにポツンとあり、しかも少しホコリをかぶっていました。 手に取ると「原材料/甘藷・米麹」の表示、宮崎県といえば雲海酒造で有名な”そば焼酎”ですし、日向市は県北部に位置し、鹿児島県より大分県に近いので、てっきり”麦焼酎圏”だと思っていたのに 『芋焼酎なんだ。。。』と少し不思議な感じがしました。しかし、黒光りする陶器製の容器、サツマイモを思わせる紫の光沢を放つラベル。これに魅せられた私は味がどうのこうのじゃなく、 雰囲気に飲まれ?購入しました。後で気がついたのですが、購入した「無月」はアルコール度数が37度!内心「自分に飲めるかなぁ??」っと心配しながら広島へ帰りました。

 翌日、広島へ帰り早速その夜に封を切りました。驚いたことに栓はコルク製でした。「こんな焼酎、見たことがない」と思い、ワクワクしながら、まずは香りを確かめます。 独特のアルコール臭はさほどキツクなく、軽く芋の甘みが漂います。次はいよいよグラスへ注ぎ、味を確かめます。『まったり』がファーストインプレッションです。 (最初はストレートで飲んだのですが、正直、むせました^^;) 芋の甘さと味の厚み?とでも言うのでしょうか、とてもふくよかです。後味は多少のどを刺す感じですが、度数を感じさせない口当たりのまろやかさは上々です。 アルコール度数が高めなのでロック、湯割りがオススメです、慣れてくるとストレートで「ちびりちびり」とやるのもいいですね! また、空になった陶器製の容器は「割り水」用に残しておくと、とても重宝しますよ。また、泡盛の「仕次ぎ」にも使えそうです。

 無月によって本当の意味での「本格焼酎」との出会いのあと、すっかり「芋派」になった私、ウェブサイトまで開設して今日に至っています^^;

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