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焼酎のルーツと語源を知って美味しく飲もう!

      2015/12/22

古代エジプトから伝わってきた焼酎のルーツを探ろう。

焼酎伝来

焼酎やウィスキーを代表格とする蒸留酒がつくられたのは紀元前のエジプトです。古代文明で蒸留技術が開発されていたとは驚きです。その蒸留技術はどんなルートで日本に伝わってきたのでしょうか?

日本へは東南アジア~琉球~奄美諸島を経由したとされる説と、中国大陸・朝鮮半島からも九州に伝来したというふたつの説が有力です。

ふたつの道

地理的考察

沖縄特産の泡盛や奄美特産の黒糖焼酎の地理的条件を考えると琉球・奄美ルートで北上してきたことは十分納得できます。対馬諸島の壱岐焼酎を同様に考えた場合、中国・朝鮮ルートで西方より伝わったこともうなずけます。

このふたつのメインルートから伝わった技術や文化が九州地方で複合・融合し日本の風土に合った焼酎づくりが発展したのでしょうね。

【焼酎】の語源

「焼いた酎」と書いて焼酎、、、これでは何の事やらさっぱりわかりません。

中国語では「焼」は強く熱すこと加熱することを意味します。もろみ(米麹に水と酵母を加えて発酵させたもの)を加熱、沸騰(強く熱する)させるという蒸留酒の基本を表しています。「酎」は味の濃い酒という意味です。

焼酎は「蒸留(加熱)させた(濃い)お酒」ということです。

焼酎を焼酒と表すことがあります。読みはもちろん「ショウチュウ」。中国四千年の歴史の銘酒をご存知でしょうか?そうです!お酒が好きな人ならすぐさま老酒(ラオチュウ)が思い浮かぶはずです。あまり見慣れませんが「焼酒」の方がお酒っぽいイメージがありますね。

世界の蒸留酒

焼酎が分類される蒸留酒の起源はが古代エジプトです。そのエジプトを起点にして世界中に伝わった技術からどんな蒸留酒が生まれたのでしょう?発祥地:エジプトを出発点として旅をしましょう!

気球

ロシア・ヨーロッパ

エジプトから北上するとロシア・ヨーロッパ地方です。ロシアを代表するお酒(蒸留酒)といえばウォッカですね。モスコミュール、スクリュードライバー、ブラッディマリーなどカクテル類も多彩です。

ヨーロッパ地方では、ポルトガルのジン、スコットランド地方のスコッチ(ウイスキー)、フランスやスペインなどではワインを蒸留させたブランデー、フランス・カルバドス地方で生産されるリンゴの発泡酒:シードルを蒸留させたカルバドスなど、原料も味もさまざまな蒸留酒に出会えます。

アメリカ大陸

ヨーロッパから大西洋を渡りアメリカ大陸には、バーボン(ウイスキー)、メキシコのテキーラなど、お馴染みのお酒に巡り合います。

蒸留酒

日本

ニッポンの焼酎はエジプトから出発して蒸留酒の技術が伝わった東の端と言えるでしょう。東アジア~東南アジアをとおり大陸や海を渡ってやってきた蒸留技術は、酒づくりにかかわった人たちの知恵や工夫を結集して、日本で【焼酎】という最高傑作に成り得たのではないでしょうか?

同様の考えで西へ広がって世界中の人々に愛飲されているバーボンは西の端と言えましょう。焼酎もバーボンのように、世界各国で愛され親しまれるお酒になる日もそう遠くはないかもしれませんね。

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