晩酌の適量は?純アルコール摂取量で20gが目安です。
酒は百薬の長!といわれますが,それは適量を守っての話です。
過ぎたるは及ばざるがごとし,適量を知って適正飲酒を心がけましょう!
酒は飲んでも飲まれるなぁ~,ですよ。

体調を考えて一日に飲むお酒の量を見極めましょう!
晩酌を楽しみに仕事や家事、勉強にと毎日がんばってますよね!1日におけるアルコール摂取の適量には個人差があり、たとえ同じ人であってもその日の健康状態や気分によって変わりますので、一概には言えません。
一日のアルコール摂取の適量は?
厚生労働省が推進する「健康日本21」(「21世紀における国民健康づくり運動」)によると、「節度ある適度な飲酒」、いわゆる適正飲酒は1日平均純アルコールにして約20gであるとされています。
具体的にはどのくらいでしょう?
- 純アルコール20gの目安
- 本格焼酎(25度)・・・100ml(半合程度)
- ビール(5度)・・・500ml(中ビン1本程度)
- 清酒(15度)・・・167ml(1合弱)
- ワイン(13度)・・・192ml(1合程度)
- ウイスキー・ブランデー(40度)・・・62.5ml(ダブル程度)
※数値は参考です。
適正量(ml)=20g(純アルコール量)÷アルコール度数(「%」)÷0.8×100
同じ酒類でも注意が必要です。
同じビール類や日本酒でも、メーカーや銘柄によりアルコール度数に違いがありますので、上記のリストどおりにならない場合もありますので気をつけてください。
ビール類には7%の商品がありますから、ロング缶1本を飲めば純アルコール量は28gとなり、適量をオーバーしてしまいます。日本酒やワインも同じことが言えます。

焼酎を割って飲む場合も気をつけなくてはいけません。「薄めているから大丈夫!」と思って、ついつい飲みすぎてしまうこともあります。「今日、飲む分」として、最初からビンやパックから取り出しておくのも良いかも知れません。
適正飲酒を心がけましょう
普段飲んでいる量と比べてどうですか?「飲みすぎかなぁ。」と思ったら控えめにして休肝日を設けるなどして飲みすぎに十分注意しましょう。そうでない方も上記の表を目安にして数値以下を目標に楽しいお酒を飲んでくださいね。
一般的に女性は男性よりも適量は少ないとされています。男性より体格が小さいので肝臓の大きさも小さくなり、肝臓に負担がかかりやすいためです。また、65歳以上の人も上記の適量以下をおすすめします。
【60ml】を超える過度な飲酒は、アルコール依存症をはじめ、三大成人病と呼ばれるがんや脳卒中、さらには肝障害や痛風などのリスクを高める可能性がありますので、自己管理はしっかり行いましょう。

適正飲酒の10か条
- 談笑し 楽しく飲むのが基本です
- 食べながら 適量範囲でゆっくりと
- 強い酒 薄めて飲むのがオススメです
- つくろうよ 週に二日は休肝日
- やめようよ きりなく長い飲み続け
- 許さない 他人への無理強い・イッキ飲み
- アルコール 薬と一緒は危険です
- 飲まないで 妊娠中と授乳期は
- 飲酒後の運動・入浴 要注意
- 肝臓など 定期検査を忘れずに
しない させない 許さない 未成年者飲酒・飲酒運転
(出展:公益社団法人アルコール健康医学協会)
ディスカッション
コメント一覧
冬になると、暖かい部屋やお酒を飲む(ビール350cc,焼酎25度アルコール量は60cc)を飲むと頬が赤くなります。これはどういうことですか?
自分は、夏でも冷房は使いません、ただし年中1日の水分の摂取量は2.5リットル
から3リットル(食事の水分量も含めて)くらいです。自分は、よく運動をしますが、水分の取りすぎかなと感じます。というのは、トレーニング後にシャワーを浴びた後に汗がでます。以上で悪いところがありましたらご指導ください。
至急お願いします。
トミー様
コメントありがとうございます。
酔う、酔わないや体の一部が赤くなる、ならないなどは個人差があります。
悪いところがあるかどうかは私では判断できません。
医師にご相談されることをおすすめします。
あしからず、ご了承ください。
20mlではなく20gではないでしょうか?
ケニー様
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり【20g】です。
ありがとうございます!
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[…] 引用:晩酌の適量は?純アルコール摂取量で20gが目安です。 […]
[…] ※本格焼酎フリーク~焼酎とお酒のことがよく分かる!の「晩酌の適量は?純アルコール摂取量で20gが目安です。」より(参考:http://www.hs-freak.net/wp/alcohol) おもったよりも量が少なくて驚いた方も多いかもしれません。 特にアルコール濃度が高いタイプのお酒に関しては、肝臓に大きな負担をかけるので、大量に飲むことは出来ません。量を飲みたいのであれば、ビールやサワーといったものをおすすめします。 休肝日の設定も非常に重要です。よく「週に1回の休肝日は必要」と言われていますが、それはあくまで最低基準です。理想を言えば週に2回以上は設けてほしいところ。 肝臓はアルコールの分解だけに使われているわけではありません。一般の食事や飲み物にも関わっているので、アルコールで疲労させてしまうようなことはなんとかして避けるべきなのです。 急にお酒をやめる、というのは難しいかもしれません。まずは飲む量を減らしていき、休肝日も少しずつ増やしていきましょう。免疫力を維持したままお酒も楽しめるようになりますよ。 […]