鶏むね肉を特売でゲットしたけど、調理したらパサついたり固くなってしまったりと、料理を台無しにした経験はありませんか?安く買うことがができる家計にうれしい食材ですが、イマイチ使いづらい印象があるようです。
鶏むね肉をやわらかくジューシーに仕上がるテクニックを大公開します!鶏むね肉なんて、もうコワくないっ!

本日のメインは【チキンのトマト煮】です。

フライパンで煮込むだけなので簡単です。高タンパクで低カロリーな鶏むね肉とたっぷりと野菜が食べられるヘルシー料理でダイエットにも最適です。
材料と調味料
材料(4人分)
- 鶏むね肉:2枚(500~600g)
- 玉ねぎ(中):2個
- なす:1本
- ピーマン:2個
- キャベツ:1/4個
- トマト:2個
- トマト缶(カット):1/2缶

今回のレシピは【キャベツ消費用】です(笑)玉ねぎとキャベツを良く炒めれば野菜の甘みが出ます。
野菜はお好みでチョイスしてください。ズッキーニやパプリカ、きのこ類もいいですね。仕上げにバジルやイタリアンパセリがあると最高です。
トマトはなくても大丈夫です。トマトなしの場合はトマト缶は1缶使ってください。生のトマトがあるとフレッシュな感じで仕上がります。量もお好みで調整してください。
調味料
- オリーブオイル:大さじ1
- にんにく:1かけ(みじん切り)
- 固形コンソメ:2個
- 塩:小さじ1
- ローリエ:2枚
- 水:1~2カップ(野菜からでる水をみて調整)
チキンのトマト煮の下準備
野菜を切る

野菜は大きさを揃えて切ります。こうすることで火の通りのムラをなくすことができます。
鶏むね肉を切る
鶏むね肉は【そぎ切り】します。包丁を寝かせ手前に引くようにして切ります。魚の刺身のような感じです。
まずは、半分に切って

そぎ切りします。

そぎ切りすると、表面積が大きくなって味が染み込みやすくなり、短時間で火が入ります。野菜と鶏むね肉は別々に炒めるので、むね肉は野菜の大きさに揃えなくてもいいです。
鶏むね肉は長い方(画像肉の横方向)に【繊維】があって、この繊維が長いと筋(すじ)っぽくなります。そぎ切りで繊維を短くすれば食感が良くなります。
美味しく仕上げるひとつめのポイントです。
鶏むね肉に小麦粉をまぶす

【小麦粉】でコーティングすると水分や旨味が逃げないのでやわらかくジューシーに仕上がります。美味しく仕上げるふたつめのポイントです。
チキンのトマト煮の作り方
1.フライパンでオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切りを弱火で炒める。
(じっくり、じっくり)

2.にんにくの香りが立ったら、鶏むね肉を炒める。
(余分な小麦粉をはたいてください。)

3.鶏むね肉の両面に焼き色がついたら、いったんバットに取り出す。
(あとで煮込むので、表面だけで良いです。)

4.空いたフライパンで玉ねぎとキャベツを炒める。
(野菜の甘みを引き出します。)

5.しんなりしてきたらナス、トマト、トマト缶を入れる。
(トマトが飛び散らないように気をつけてください。)

6.ざっと混ぜてふたをして、野菜から水分が出たら調味料を入れて鶏むね肉を戻す。
(固形コンソメは耐熱容器に水といっしょに入れて電子レンジで1分温めます。)

7.ふたをして20分弱火で煮込んで、塩コショウで味を調えて完成です。
(最後の5分くらいでピーマンを入れます。)

パスタやバケットなどのパン類とも相性が良いです。チーズをのせてドリア風にしても美味しいです!
まとめ
- そぎ切りして繊維を断ち切る。
- 調理前に小麦粉をまぶす。
以上の2点に注意すれば鶏むね肉をやわらかくジューシーに仕上げることができます。安売りのときはバンバン買ってジャンジャン料理しましょう!
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