本格焼酎を好きになって飲み続けている理由

無月 焼酎コラム

無月との出会いがすべてでした。

わたしが焼酎を飲み始めたのは1998年(平成8年)きっかけは家計の事情です(笑)安くお酒を飲もうと単価の安い大きなペットボトル入りの焼酎を飲むことにしたんです。

お酒は大好きですがアルコールに依存しているわけではありません。でも、食事中にお酒がないと気分も暗くなりますし、しんどいけど明日もガンバローっ!っていう気持ちもなかなか持てません。

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飲み始めたころは、お湯割りに梅やレモン、暑い季節はロックやグレープフルーツジュースで割って飲んでいました。味も満足していたので【焼酎は美味しいっ!】ことは実感していました。とくに、ゆずの絞り汁入れると最高のマッチングでした。

宮崎県へ行く

2001年の暮れに祖母が他界しました。翌年の春、納骨のためにばあちゃんの生まれ故郷である宮崎県日向市に行くことになり、ここで運命の出会いがありました(笑)

日向に着いた日の晩酌はもちろん焼酎、銘柄は黒霧島でした。伯父、父、私の三人で二升以上は飲んだと思います。途中で記憶がなくなったので確かではありませんが。。。翌日の法事は当然、二日酔い、、、「『焼酎は二日酔いしない』なんて、ウソだな」と確信しました!

お墓参り

無月と出会う

納骨を無事に済ませ、母親たちはお土産を買うために近所の商店街へ。私も荷物持ちとして付き合わされ、ふと入った地元の酒屋さんでアイツを見つけたのです。櫻の郷醸造の【無月】です。店の奥の目立たないところにポツンとあり、しかも少しホコリをかぶっていました。

手に取ると【原材料/甘藷・米麹】の表示、宮崎県といえば雲海酒造で有名なそば焼酎があるし、日向市は県北部に位置し鹿児島県より大分県に近いので、てっきり麦焼酎圏だと思っていたのに「芋焼酎なんじゃ。。。」と少し不思議な感じがしました。

無月

黒光りする陶器製の容器とさつまいもを連想させる紫の光沢を放つラベルに引き込まれ思わず買っちゃいました。後から気付いたのですが、アルコール度数が37度という高いものでした(笑)

無月を飲む

自宅の広島へ戻った日の夜、早速封を切りました。驚いたことに栓はコルク製でした。「こんな焼酎、見たことがない」と思いワクワクしました。まずは香りを確かめると、独特のアルコール臭はさほどキツクなく軽く芋の甘みが漂います。

無月(コルク栓)

味を確かめると【まったり】がファーストインプレッションです。

最初、ストレートで飲むとアルコール度数が高くてむせました!芋の甘さと味の厚みがあってとてもふくよかです。のどごしは差し込む感じがありますが、度数を感じさせない口当たりのまろやかさは上々です。

空いた陶器製の容器は【前割り】用に残しておくと、とても重宝しますよ。無月によって本当の【本格焼酎】と出会い、すっかり芋焼酎ファンになったわたしです。

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