お店の味には足元にも及びませんが、広島の男ならお好み焼きが焼けないと話になりません!いや、お好み焼きが焼けぬようでは広島の男を語れません!広島で生まれ育った男の焼き方指南です。

お家でお好み焼きを作ろう!
生地が命
ブログは記事が命ですが、お好み焼きは生地が命です!お好み焼きの生地の材料は、小麦粉と水を混ぜ合せたものをベースにみりん、山芋(とろろ)、ところにより卵などです。
わが家の生地の配合は、小麦粉1カップ(100g)に対し、水150cc、みりん5cc(小さじ1)です。この量で直径22~3cmくらいの生地が3枚焼けます。
家で作る場合はホットプレートを使うと思いますが、お店の鉄板のように火力がありませんので破れにくくするため、ちょいと硬めの生地にします。でも、生地は薄い方が食べやすいので、慣れてきたら水を少なくしましょう。
材料(一人前)
- キャベツ:1/6~1/8
- もやし:1/3袋(30gくらい)
- 豚バラ肉:20cmが4~5枚
- 卵:1個
- 中華めん(そば):1玉
その他、イカ天(または天かす)、青のりなどお好みで。
あれば魚の粉(イリコをミルなどで砕いたもの)、かつお節でもOK
お好み焼きを焼こう!
生地をまぁ~るく
ホットプレートを180度に温め、お玉1杯分の生地を真ん中に落として、お玉の底で中心から外へ薄く広げて、肴の粉を振る。

これが上手くいけば、もう焼けたも同然です。
野菜を乗せる
キャベツ → もやしの順で生地の上に乗せる。

天かすを乗せる

一番上に天かす(またはイカ天を)乗せる。
豚バラ肉を乗せる
豚バラ肉を並べ少量の生地を「つなぎ」として全体に軽くかける。(つなぎをいれることで、生地をひっくり返すときに具材がばらけてしまうのを防ぐことができます。)

ひっくり返すPart.1
生地が色よく焼けたら、ひっくり返して肉の面を焼いて野菜を蒸らす(7~8分)。ひっくり返すタイミングは、生地がプレートの上で滑るようになったらOKのサイン、プレートに生地がくっついてないか確かめて起こし金で持ち上げる。

少し持ち上げて画像のような焼き色がついていれば大丈夫です。

この【返し】が最大のポイントです!

上手くひっくり返すコツは、大きい【起こし金】と思い切りの良さです!起こし金とは大きめのヘラのことで、幅が10~12cmのものです。この大きさならしっかりと安定して生地を持ち上げることができます。
そして、持ち上げた生地を【円を描くように】ふわりとひっくり返します。一度、水平方向に体から離して、”向こう側”からこちらに裏返しながらかぶせ落とす感じです。
手首だけを返してひっくり返すと具材が飛び散ってしまいます。大きく円を描くように返せば、遠心力が働いて具材がバラバラになることがありません。ただし、金属製のものが多いのでプレートを傷つけないように注意してください。
麺を炒める

ホットプレートの空いた部分で中華めんを炒め、生地の大きさに丸くそろえて野菜を麺の上に乗せる。
卵を割る


卵を割り、生地の大きさくらいに広げてお好み焼きを乗せる。
ホットプレートのプレート自体に傾斜がついているものがあります。わが家もそうなんですが、真ん中で卵を割りほぐさないと黄身が流れてしまって、かたよった固まり方をしてしまいキレイに仕上がりません。
なので、できるだけ中心に近いところで卵を割りほぐして下さい。そして、可能ならば「持ち上げ役」と「たまご係」二人がかりで!(笑)
ひっくり返すPart.2


卵が焼けたらひっくり返しソースと青のりをかけて完成です!
できあがったら起こし金である程度の切れ目を入れて、あとは木製のしゃもじかターナーで切り分けます。お皿に盛って

いただきます!
コメント
美味しそうなな焼酎のつまみに思わず食べたくなりました。とてもわかりやすい説明でした。
槙原 弘 様
コメントありがとう!
これからも、読んでくれた人が「役に立った」と思ってもらえるような記事を書きたいと思います。アドバイスなどあったらお願いします。