
毎日の晩酌が楽しみ!っていう人は多いでしょう。
適量を超えたお酒は注意が必要なのはもちろんですが,適量を守っていても毎日の飲酒は肝臓にも負担がかかりますし,健康を害するリスクも高まります。
では,適量ってどれくらいなんでしょう?
適正な1日の純アルコール摂取量は20gです。
お酒別ごとの純アルコール20gとは以下のとおりです。
- 本格焼酎(25度)・・・100ml
- ビール(5度)・・・500ml
- 清酒(15度)・・・167ml
- ワイン(13度)・・・192ml
- ウイスキー・ブランデー(40度)・・・62.5ml
※数値は参考です。
適量の定義
適量とは血中アルコール濃度を基準にしています。
血中アルコール濃度が0.05%以上になると【ほろ酔い】
0.1%を超えるとろれつが回らなくなったり立ち上がれなくなったりします。
または吐き気をもよおすといわれています。
適量とは【 血中アルコール濃度が0.1%を超えない量 】と言えます。
適量の計算式
適量は以下の計算式で算出できます。
適量(ml)=20(g)÷アルコール度数(%)÷0.8×100
25度の本格焼酎だと,20÷25÷0.8×100=100(ml)です。
同じ本格焼酎でも30度の黒糖焼酎だと,20÷30÷0.8×100=83.3(ml)です。このように度数が違うお酒には注意しましょう。
適量でも休肝日を作ろう。
毎日の飲酒は肝臓に負担がかかるので,適量を守っていたとしても週に1~2日の休肝日を作りましょう。休肝日とはアルコールを摂取しない時間が【48時間】以上のことを言います。
昨日の22時に飲み終わったから,今日は22時を過ぎたら24時間以上間隔が空いたので,休肝【日】?と思ったら,大間違いですよ!